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【特集】世界のタイヤ業界ベスト5(+α)!日本の超有名企業からドイツやイタリアの企業まで。

saburo

日本が誇る「Bridgestone」(ブリヂストン)の名前を知らない人はいないですよね。
自転車や電子精密部品、ゴルフやテニス用品などを作っていますが一番有名なのがやはり「タイヤ」です!
それではタイヤ業界のビッグ3はどこの企業か即答できますか?
おそらく言われれば「あれか!」となると思いますが、いざ聞かれるとなかなか思い浮かばないと思います。
そんな身近なようであまり知らないタイヤ業界のトッププレーヤー達についてまとめました!


まずは簡単にタイヤ業界について。
昨年国内で販売されたタイヤの本数はおよそ1.2億本と巨大な成熟市場です。(JATMAより)
まぁそれも考えてみれば当然のことで、トヨタやニッサンそしてホンダなどの巨大自動車メーカを保有している日本は中国、EU、アメリカに次いで車を多く生産している自動車大国(およそ960万台)でもあるからです。(OICA2013より)
堅実に成長してはいますが、日本国内では消費は頭打ちですので、必然的に海外とくに新興国に進出していかなければなりません。FOURIN世界自動車2013によると現在すでに過半数の車が新興国で販売されており、この流れはこれからもさらに顕著になっていきます。
ただ前述したように、自動車という基幹産業の関連産業であり、これからも新興国で必ず必要とされる製品でもありますので競争は激しいかもしれませんが市場自体は魅力的かと思います。

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さて見事にタイヤ世界市場でシェアトップに君臨するのが、14.6%を獲得している我らが「Bridgestone」!
創業者「石橋」さんの名前を逆にして社名がつけられたなどの小ネタとともに日本国内でもその名は非常に有名ですが、実は世界でも超有名で2008年からは堅実に首位を守っています。


日本での売り上げは19%ほどしかなく、他はすべて海外での販売。
売上高を見ても国内は波がありますが、海外では順調に伸びている様子で昨年はおよそ2.9兆円を売り上げています。


前述したとおり、タイヤ事業のみならず、自動車関連部品、自動車、ゴルフ用品、変わったところではユニットバスなんかも作っているようです。これはユニットバスの材料(FRP=繊維強化プラスチック)を他事業でも使っていてノウハウがあったためと思われます。ちなみにタイヤ以外の多角化事業が売上高で占める割合はおよそ16%です。

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さて2位は、どちらかというとグルメガイドブックで知名度があるように思える、仏「ミシュラン」!
13.7%を獲得しており、1位とは肉薄していますね。
それもそのはずでなぜならミシュランは2004年までそして2006年&07年は世界首位だったのです。それまでも宿敵であったブリヂストンとの差は1%前後ですがなんとか首位を守ってきていました。しかし2005年についに一度抜かれてしまいその後抜き返すも、2008年からは2位に長く甘んじており現在に至ります。


設立はなんと1863年。空気入りタイヤの実用化に成功するなどして世界のトップタイヤメーカーになりました。
現在では自動車だけでなく飛行機やスペースシャトルのタイヤも作っている老舗タイヤメーカーです!
同時に1900年からミシュランガイドを作るようになり2000年に入ってからヨーロッパだけでなく、アメリカや日本にも進出してきました。
もう一つ有名なのが世界で最も古いマスコットと呼ばれる「ミシュランマン」(海外ではビバンダム)
昔は非常に怖い風貌だったのですが今ではすっかり愛嬌あふれる人気者に。上のCMでもなんかすごい化け物たちと戦うヒーローになっています。

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さて第3位は米「Good year」(グッドイヤー)です。9.4%を獲得しています。
ここまでの「Bridgestone」「ミシュラン」そしてこの「Good year」はタイヤ業界の”ビッグ3”と呼ばれています。

設立は1989年。
一時期は日本の住友ゴム工業と提携して「ダンロップ」「グッドイヤー」を販売したいましたが、今年になって解消。16年続いた日米の提携が幕を閉じました。
かつては16%近くシェアがあったグッドイヤーも今では10%を割ってしまい、2強から引き離されてしまっています。
これからの新興国での戦い方次第でしょうが、同じく新興国メーカーからの追い上げもありますので今後が注目です。

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さて引き続き4位の発表です!もしかしたらここら辺から少し耳なじみが薄れるかもしれません。
4位は独「コンチネンタル」!6.0%のシェアを獲得しています。


設立は1871年で、現在ではタイヤだけでなくブレーキ装置や車両挙動制御装置などにも事業を拡大していわゆる車の下半分をトータルでサービスとして提供できる形にしているとのこと。
2002年より横浜ゴムと提携しており、横浜ゴムが総輸入販売元として設定されています。

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5位は4.3%を獲得している伊「ピレリ」!
今現在のF1公式タイヤサプライヤーとして知っている方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。
高級車向けのタイヤが強いと言われています。


最近のニュースとしては中国の国有化学メーカーの中国化工集団に買収されました。(およそ9200億円)
中国向けの販路しか持っていなかった傘下ブランドに加えて、国際的な知名度を持つピレリ獲得によりこれから本格的にタイヤ業界に乗り込んでくるでしょう。


以下簡単に10位までご紹介します。
6位 住友ゴム工業
7位 ハンコック(韓国)
8位 横浜ゴム
9位 正新ゴム工業(台湾)
10位 杭州中策ゴム(中国)
ここ数年で一気にアジア勢が増えました。クーパー(アメリカ)なども今ではトップ10圏外にまで脱落してしまっています。
新興国での闘いが非常に重要になっていくのと同時に、新興国メーカーとの争いも非常に激しくなっていくのが目に見えているこのタイヤ業界。
日本企業がどこまで踏ん張れるか、もっと外に出ていけるか、今後の動向に注目してみてください!

執筆者:

saburo

( さぶろー )
場所は東京、だけどイメージは西のかなた。 そんな某国立大学に通うインターン生。 何を思ったのか突然サークルを辞めてCM Funに加入。 瞬く間にCMジャンキーに。 プロの執筆陣に混じり、恐縮しつつも奮闘中です。 国内外、新旧問わず、「お!なにこれ」と思ったものをお届けします!

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