ウェブマガジン CM Funコラム

「はな、はな、はな、はな〜」
気付けば、頭の中に六花亭。

東井 崇

札幌を(きっと)溺愛してくださる
CM Fun編集長 岡田直也さんからご指名いただき、
コラム執筆者の一人として登場することとなりました。
日本の端っこ、北海道のCMをお届けして参ります。
どうぞよろしくお願いします。

2015年、札幌における広告制作打ち合わせで
良く話題にのぼったCMと言えば、
六花亭の「はな、はな、はな、はな〜♪」CMだったと記憶しています。

北海道在住の方なら、一度は聞き覚えのあるこのCM、
中毒性がものすごいのです。





いかがでしょうか。
予言します。
このコラムを読み終わった後、
ふとした瞬間に皆さんの脳内で
「はな、はな、はな、はな〜♪」
がリピートされることでしょう。
そう、忘れようとすればするほど、忘れられない力があります。

この「花咲く六花亭」
作詞は伊藤アキラさん、作曲は小林亜星さんという
大御所のお二人が手がけているそうです。
どうりで、このパワー。
シンプルさの中に潜む破壊力。

特に道外の方からすると、
「え、お菓子屋のCMなのに花が出てくるだけのCM?」
と思われるかもしれません。
ただ、北海道の人たちからすると、
六花亭と花は、非常に強いイメージで結びついているのです。

というのも六花亭の包装紙に描かれているのは、
坂本直行画伯による花々。
(ちなみに、彼はあの坂本龍馬の子孫だそうです)
六花亭=花というイメージをさらに強固なものにし、
六花亭をかつ身近な存在と感じてもらうために、
あの歌は非常に大きな役割を果たしているのではないでしょうか。
事実、家で子どもがいつも歌っている
という情報も各方面から入っています。

と、偉そうに書いていますが、
私も道外出身(岐阜県出身です)。
最初のこのCMを見たとき、
頭の中に「?」がたくさん浮かびましたが、
知人から「あれって、すごく六花亭らしいCMだよね」と言われ、
よくよく考えて、なるほどと思った次第です。
各地域ごとに多様な“文脈”があるわけで、
その文脈にのっとって発信されたCMの好例だと思いました。

さて、北海道のお菓子メーカーはCMもさまざま。
例えば、最近、北海道旅行のお土産として
人気を集めているYOSHIMIのCM。

【CM】 YOSHIMI × 陽岱鋼選手 (札幌カリーせんべい カリカリまだある?えび編) (詳細)

  • 広告主
    • YOSHIMI
  • サービス
    • 札幌カリーせんべい
  • ビュアー
    • 5,725
HA
面白い!
好き!
感動!
北海道で絶大な人気を誇る日本ハムファイターズ。
その人気選手の一人、陽岱鋼選手を起用したCMです。

最後に、北海道のお菓子と言えばこちら。
石屋製菓の白い恋人です。

石屋製菓 【白い恋人】HEART LAKE 初冬篇(30秒) CM (詳細)

  • 広告主
  • サービス
    • 白い恋人
  • ビュアー
    • 10,659
HA
面白い!
好き!
感動!
CMラストのサウンドロゴ「白い恋人〜♪」は、
北海道在住の人ならほぼ100%耳にしているはず。
ちなみに、舞台となっているハート型の湖は、
「豊似湖(とよにこ)」と言って、北海道えりも町に実在する湖です。

海外観光客も増え、一層熱を帯びる北海道のお菓子市場。
新たな定番はどこになるのか、目が離せません。

というか、歌が耳から離れません。
「はな、はな、はな、はな〜♪」

(東井 崇 執筆)

執筆者:

東井 崇

1977年富山県生まれ。岐阜県出身。札幌在住。 リクルートメディアコミュニケーションズ、電通北海道を経て、 2012年に独立。現在はフリーでコピーライターをやっています。 なんだかんだで広告が好きなようです。 とはいえ、地方なので、広告に限らず仕事の守備範囲は広め。 人生で初めて飼った猫を溺愛する日々です。 www.takashitoi.com

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