ウェブマガジン CM Funコラム

もはや定番中の定番!
「自虐」ネタで、アゲアゲ。

林きょうこ

今じゃすっかりお馴染みの地方自治体のPR。
うどん県やおしい県をはじめ、茨城県、あわら市、小林市…。
どれも、その自虐っぷりで注目を集めたものばかり…。
そう考えると、すっかり「自虐」は定番になってしまいましたよね。

私の知る限り(浅くてせま~い知識で申し訳ない)、
いちばん古い自虐広告のキャッチフレーズといえば、こちら。

「史上最低の遊園地。」(としまえん)

こちらは、1990年4月1日に新聞掲載されたものです。
なんと、我らがCMFun編集長・岡田の作品!!
とっても有名なキャッチフレーズなんですよ。
一見、マイナスなコトバですが、エイプリルフール限定の広告、
お見事の一言につきます。遊びゴコロがステキです!
ちなみに、懐が深いクライアントだなと思い、作者に聞いてみると…。
一年目、課長に怒られる。二年目、専務にマジにとられて
「ウチは、最低の遊園地なんです」と凹ませる。
そして三年目、ようやく社長プレゼンへ。そこで、GOサインが出たそうです。
さすが、粘り強いウチのボス!!(身内自慢、スミマセン)

自虐の仕方も、笑えるものからハテナなものまで多種多様。
この数年、至ることろでお見かけしますが、
なかでも私がいちばん気になったCMがこちらです。

猫ジャック (詳細)

  • 広告主
  • サービス
    • 企業CM
  • ビュアー
    • 284,600
0|0|0
HA
面白い!
好き!
感動!
森永製菓さん、こんなCM作ってたのですね(笑)。
ニャンコが可愛すぎることはさておき、思わず検索。
するとJACK崖っぷちサイトには、やけくそ動画、やけくそポスター、
やけくそアプリがあり、崖っぷちキャンペーンをぶち上げていました。
このご時世、SNSとの連動は当然のことですが、
すごく上手に仕掛けているな、すごいなって思います。
みなさんも、お気に入りのお菓子が廃盤になったという経験、
一度くらいありませんか?私は、けっこうあったな。
もしJACKファンだったら、無くなってほしくないから、
TwitterやFBで、この崖っぷちキャンペーンをお知らせするし、
こんなオモシロいことやってるよって、話題にしますもん。

つづいて、こちらをどうぞ。
「自虐」を取り上げる以上、これは外せません!

『島根自虐伝』 WEB用ムービー (詳細)

  • 広告主
    • ディー・エル・イー
  • サービス
    • 島根自虐伝
  • ビュアー
    • 8,656
0|0|0
HA
面白い!
好き!
感動!
「島根×鷹の爪 スーパーデラックス自虐カレンダー」。
昨今の自虐ブーム火付け役ではないでしょうか。
私も大ファンで、年末の愉しみのひとつとなりました。
まさか書籍化されていたとは…。思わず購入ボタン押しちゃいましたよ。
毎年毎年、必ずといっていいほど話題になっていますよね。
どのフレーズもオモシロすぎて、島根に俄然興味がわいてしまう。
「自虐と書いて、愛と読む」。まさに、その通り。
ただ自らを蔑むだけじゃないから、ププッと笑かしてくれるんでしょうね。
勝手に島根を自虐で応援する、というスタンスは書き手が、
とても大切に想っているからこそ成せる技かもしれません。


ひとの自慢話ほど退屈なものはないと思うんです。
それって、CMでも同じことではないでしょうか。
だから、この商品すごいでしょ~、美味しいですよ~って、
自画自賛されても、“マジで!?言い過ぎじゃない?”と疑ってしまう。
まったく共感なんてできません。
だからこそ、自虐は敷居が低く、受け入れやすいのかも。
ほら、「他人の不幸話は蜜の味」って言うじゃないですか!!
ネガティブなことを、めちゃくちゃポジに表現する。
そういう方法って、潔くって応援したくなるし、
とても共感を得やすいように思います。

執筆者:

林きょうこ

1981年神奈川生まれ、大阪在住歴なんと15年目。 すっかり関西化している岡田直也事務所のコピーライターです。 ただいま、おひとりさま生活謳歌中、独身子なしの30代。 絶賛花ムコ募集中!将来、宝くじを当てることを夢見ながらも CMFun編集長・岡田のもと、笑いのたえない明るい職場で、 楽しみながら、日々仕事に精進しています。 オモシロCMやステキなCM、たっぷりお届けてしてまいります。

他のコラムを見る

前後のコラム

人気のコラム

最新のコラム

コラム一覧を見る