ウェブマガジン CM Funコラム

いつだって、インパクト重視。
みすず学苑が一切ぶれてない。

saburo

さて、電車の窓に貼ってあるステッカーで有名な「みすず学苑」
…冗談である、れっきとした大手予備校である。

私がはじめて存在を知ったのは、残念ながらステッカーであるが、どうやらCMでもかなりの存在感を出しているようだ。

ステッカー上で繰り広げられている、あのテンションが高いギャグをなんとそのままCMでもやるという荒業を敢行していると言うのである。
お茶の間を凍り付かせることが目的なのだろうか。
とりあえず、最新作をご覧いただこう。

2016年 みすず学苑CM るろうに編 15秒 (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
なぜこのような意味の分からないCMを作るでしょうか。
お金が有り余っているのだろうかと邪推してしまったが、実はちゃんとした狙いがあったのです。

それは「皆にみすず学苑に興味を持ってもらうこと」
…え、あ、本当にそんな単純な目的だったんですね。

と思ったら、話はもう少し深かったです。
みすず学苑のCMの大きな特徴は「言葉遊び」にあるというのです。
いわく、元々言葉遊びというのは非常に高度な駆け引きであって、それがいつの間にかダジャレと言われ貶められていました。
だからこそ学苑長は、ダジャレよ誇りを持って開き直れと言うらしいのです。

このようなマインド、めっちゃ面白いでしょう。この面白さが、生徒を授業に引きつける最大のノウハウでもあるんですね。
地味に深い思いがあったCMでした…。
某産業機器メーカーが作っているような、本当に金が余っただけそうなCMとは違った…。(いやあれも覚えてもらうだけなら成功か…)

2016年 みすず学苑CM 怪人編 15秒 (詳細)

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そして、みすず学苑側が言うには、このCMを楽しめる素直な子たちに来てほしい、と。
そのような素直でしゃれのわかる子たちは、自分たちの提供する少人数教室で伸びやすいし、社会に得てからも活躍する人材であると。

他の予備校がいわゆる「学力」で生徒たちを選別する中で、みすず学園はCMを使って「性質」を選別している、ということらしいのです。

このように聞くと、一見ダジャレだらけのCMでも、こんな狙いがあったのか!と驚きますよね。
他にも例えば主人公キャラのヤマトタケルは、苦労を乗り越えて勝利を掴んだエピソードを持つ古代の英雄で、ぜひそのような気概を持った子たちに育ってほしいという願いがこもっているらしく…う、うーむ、深い!!!(だたダジャレのインパクトがでかい!)

あんなパッと見、適当そうなCMでも実は裏には制作者の思いがいっぱい詰まっていることがお分かりいただけたでしょうか。
これからみすず学園のCMを見たときは、「あーこれ実はああいった思いでつくられているんだなあ」と思っていただけたら幸いです。

執筆者:

saburo

( さぶろー )
場所は東京、だけどイメージは西のかなた。 そんな某国立大学に通うインターン生。 何を思ったのか突然サークルを辞めてCM Funに加入。 瞬く間にCMジャンキーに。 プロの執筆陣に混じり、恐縮しつつも奮闘中です。 国内外、新旧問わず、「お!なにこれ」と思ったものをお届けします!

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