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ついに台頭してきたか。
異色ラッパー・DOTAMAとは!

saburo

ラッパーたちが、CM界に進出してきていることは少し前のコラムでも述べました。
(https://cmfun.net/features/534)
そこでもご紹介したラッパー、「DOTAMA」という方が最近さらに勢いが増しています。
今回はそんな注目されている彼のご紹介をしたいと思います。

さて、一般的に、ラッパーというとちょっとアンダーグラウンドのイメージがありますよね。金銭的には少し余裕のない若者たちが、自分たちを表現するために発展してきたモノといった印象があります。それに伴って、ちょっと怖い人たち、とか暴力的そうだとか、そういったマイナスイメージが付いていることは事実です。
そんな中、DOTAMAさんは異色中の異色ラッパーなんです。彼のいでたちは、眼鏡にかっちりジェケットにネクタイ、それもそのはず、彼はなんともともとサラリーマンでもあったのです。栃木にて、高校卒業後およそ10年ほどサラリーマンとラップを同時に行っており、意を決して東京に進出してきました。
そのちょっと”真面目”な見た目とは裏腹に、ラップで吐き出される言葉は非常に切れ味が良く、相手が嫌がることを鋭く突いていくスタイルです。ある意味で「インテリ暴力的」な感じが強いですね。
といっても、インタビューなどを見ると非常に腰が低く、正直街中にいればただのさえないサラリーマンにしか見えません。まさに、ギャップだらけの異色ラッパーです。

とりあえず、一本見ていただきましょう。

インスパイラルW_pv【G PROJECT】 (詳細)

  • 広告主
    • G PROJECT
  • サービス
    • インスパイラルW
  • ビュアー
    • 15,637
HA
面白い!
好き!
感動!
(コンドームのCMなのはちょっと置いておいて。)

癖になる声ですよね。彼のシングルでも、このようなちょっと高い声で、中毒性のあるものとして有名です。
当然ラッパーですので、韻もかたく踏んでおりテンポよくCMを見ることが出来ます。(かたい=堅実に、逃さずといった意味合い)


もう一つ最近でたものを。

スクウェア・エニックス 乖離性ミリオンアーサー CM

HA
面白い!
好き!
感動!
エヴァとゴジラって…心を掴みまくりな内容ですよね。
と、それは置いておいて、またしてもDOTAMA独特の発声法(?)でラップが展開されています。
こちらの韻ふみも心地よくて、たまらんですね!(ラップ好きじゃないと分からないかも?)

「韻を踏む」というと、ダジャレじゃん!という風に思われがちですが、そういった言葉遊びはただのお遊びじゃないんだぞ!と私は声高に叫びたいですね。前回のコラムでも言いましたが、韻を踏むというのは、非常に高等技術で古来これが上手く出来た人は重宝されました。
それをなぜ現代ではこんな軽んじられているのか…非常に残念です…。


ともかく、なぜ今、彼なのか。同じように若手で乗りに乗っていて、ラッパーっぽい人は沢山います。
けれども、たぶん、彼が「今までのラッパーっぽくないから」そして「そのスタイルが皆に受け入れられそう」だから、でしょうね。
いまだにアンダーグラウンドな方々がテレビに出ることはなかなか難しい状況です。タトゥーなどが入っていると余計です。
そんな中、眼鏡でジャケットでネクタイといった姿の彼は非常に出しやすい。しかも、声もちょっと個性的で、ラッパーとしてのスキル(フロウや韻ふみ)もかなり上級者。このような要素があるラッパーは、今の状況では、彼しかいません。

ただ大きな流れとして、かなりラップもカジュアルになってきました。昔のラッパーはやはり、どこか男臭く、すごみがありました。一方で最近のラッパーは、より爽やかになっています。その筆頭がこのDOTAMAなんです。

これからもたぶん彼はCMに起用されるでしょう。今は声だけが多いですが、清潔感があるので、声だけでなく姿を現す仕事も増えていくでしょう。もしかしたら、次世代のCMスター…にはちょっと道のりが遠いですけれども、ラップ好きな私としては非常に応援しています。
みなさまも、ぜひ!見た目にやられちゃった人、声にやられちゃった人、…とにかくやられちゃったひと!応援してあげてください。

DOTAMA VS 森翔太「スッキリコミュニケーション学」 (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
あ、顔が分からない人用に、こちらもあげておきますね。(前回もご紹介させていただきましたが)


ぜひぜひ、注目してあげてください。特徴的な声だから、すぐわかると思いますし!
それではここらへんで。

執筆者:

saburo

( さぶろー )
場所は東京、だけどイメージは西のかなた。 そんな某国立大学に通うインターン生。 何を思ったのか突然サークルを辞めてCM Funに加入。 瞬く間にCMジャンキーに。 プロの執筆陣に混じり、恐縮しつつも奮闘中です。 国内外、新旧問わず、「お!なにこれ」と思ったものをお届けします!

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