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広告する“商品”は、この街。

東井 崇

札幌の東井です。 

今、札幌で仕事をしていると、
昔ほど距離の制約は感じなくなってきています。 
やはりWEBの存在は大きいです。 
どこにいても、ネットさえあればコンタクトとれますから。 
道外や、ヘタしたら海外に住んでいる
日本人デザイナーと一緒に仕事をする、
なんてことも特段珍しいことではありません。 
打ち合わせだって、LINEやスカイプなどで
無料で出来てしまう。 
長距離電話(懐かしい言葉だな…)や国際電話が
激高だった時代を知っているだけに、
変化の大きさを感じてしまいます。 

そんな状況の中、
特に若い世代の地方への移住が増えてきているように感じます。 
そして、地方から面白いことが巻き起こっているのを
ちらほらと目にする機会が増えてきました。 
著名な音楽家が田舎に移住して制作活動に打ち込んでいる、
なんてケースも聞いたりします。 

北海道はその移住先の候補の中でも、
かなり上位にランクインされてくる場所ではないでしょうか。 
色々問題は抱えているとはいえ、やはり魅力的な北海道。 
道外の方に、札幌での暮らしを話したりすると、
羨ましがられることが多いです。 
というか、私も実家が岐阜で、
現在自分の意思で札幌を生活のベースにしているので、
移住組ですね。 
あまり普段意識していないですけど。 

ただ、人口流入が多い札幌と比べ、
道内の市町村は人口減少に頭を悩ましています。 
そこで力を入れているのが、移住促進。 
移住しやすく、暮らしやすいように、様々な制度を整え、
さらには街の魅力をPRする動画やWEBなどを制作しています。 
今回は、北海道赤平市と三笠市のCMをご紹介します。 

まずは、赤平市の移住促進をご覧ください。 
え?赤平市ってどこかって? 
答えは、このCMの中に…。

(15秒CM) 知らない素敵がいっぱい~北海道赤平市~ (詳細)

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    • 北海道赤平市
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感動!
市が作るCMとしては若干トーン&マナーが
ポップというか、はじけています。
なぜなら、“ミスター”が作ったから。
北海道のローカル番組「水曜どうでしょう」ファンならご存知、
“ミスター”こと、オフィスキューの鈴井さんが
企画・監督・プロデュースされたそうです。
鈴井さんは赤平のご出身で、
現在は赤平市にアトリエを構えて、創作活動に打ち込んでいらっしゃるとか。

もう一つが、三笠市です。

三笠市定住促進テレビCM「親子英語教室篇」 15秒 (詳細)

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(北海道三笠市)

三笠市定住促進テレビCM「吹奏楽部篇」 (詳細)

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赤平市に比べると、
子育て支援や住宅支援などをストレートに伝える表現のCMです。 
ちなみに、三笠市は札幌まで車で1時間ほどの距離。 
関東圏の感覚なら、普通に近い!と思うのではないでしょうか。 
大雪になると高速が止まったりして大変だったりもしますが、
リアルに三笠から札幌に通勤するなんてことは、できそうです。 

また、特にCMは作っていないようですが、
旭川の近郊、東川町は最近メディアでも
よく取り上げられて、有名になっています。 
実際、私の周りにも、札幌から移住した人間が何名かいたりします。 
子育て支援など町の施策が充実しており、
さらに民間レベルでも若い世代が魅力的なお店をオープンさせたりで、
街の魅力がどんどん上がっているようです。 


人間が変わるには3つの方法しかない、
なんて聞いたことがあります。 
(大前研一さんの言葉のようです) 

「時間の使い方を変える。」 
「住む場所を変える。」 
「付き合う人を変える。」 

移住って、まとめてぜんぶできそうですね。 
じゃあ、札幌に移住した私は変わったのか、
と問われれば、どうなんでしょうか。 
ものすごく変わった気もするし、
本質的には名古屋で過ごした小学校の時と変わっていない気もするし。 

今度、帰省した時に、
地元岐阜の旧友たちに聞いてみないと。

執筆者:

東井 崇

1977年富山県生まれ。岐阜県出身。札幌在住。 リクルートメディアコミュニケーションズ、電通北海道を経て、 2012年に独立。現在はフリーでコピーライターをやっています。 なんだかんだで広告が好きなようです。 とはいえ、地方なので、広告に限らず仕事の守備範囲は広め。 人生で初めて飼った猫を溺愛する日々です。 www.takashitoi.com

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