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正しいジンギスカンとは。

東井 崇

札幌の東井です。

札幌に移り住んで
一番カルチャーショックを受けた食べ物は、
ジンギスカンかもしれません。

大学時代、友人に連れられて
ジンギスカン屋に行った時のこと。
本州で食べるそれと雲泥の差があることに驚きました。
ぜんぜん臭みがないし、柔らかくてジューシー。
羊肉がダメ、という本州の人でも、
これなら食べられる!むしろウマい!と喜ぶほど。
白米と、ビールと、ジンギスカン。
想像するだけで、パブロフの犬的に涎が垂れてきます。

そんなジンギスカンは、
北海道の人にとって、もはや文化です。 
我が母校では、夏が訪れると構内の芝生で
学生たちがジンギスカンを焼く様子が風物詩でした。 
(最近は、火の問題から禁止になったとか)
北海道出身者に言わせると、店で食べるもの、
というよりは、むしろ家庭料理に近い存在らしいです。 
休みの日に、お父さんが
「じゃあ、今日はジンギスカンやるかー」 
と言って、
昼からビールを飲みつつ、
庭で炭を起こすところから始めて、
みたいなノリらしいです。 
そのせいか、あまり札幌在住の者同士で
ジンギスカン屋に行くという機会は少なくて、
道外からお客さんが来ると一緒に食べにいく、
そんな位置づけの料理なのです。 

道内には、あまたジンギスカン屋はあるのですが、
企業のジンギスカンブランドとして一番認知されているのは、
この松尾ジンギスカンではないでしょうか。 
東京進出もしているメジャーブランドです。 
そのCMがありました。 
まずは春バージョン。

2016年 松尾ジンギスカン 60周年記念CM 春ver 15秒 【公式CM 】 (詳細)

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面白い!
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こちらは夏バージョン。

2016年 松尾ジンギスカン 60周年記念CM 夏ver 15秒 【公式CM 】 (詳細)

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面白い!
好き!
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北海道民からすれば、既にお馴染みのブランド。 
CM内では、強いメッセージは特に込められていないように見受けられます。 
親しみやすいブランドにしていくことを狙ったのでしょうか。 
結構、謎の多いCMです。 

そして、松尾ジンギスカンの歌までありました。

松尾ジンギスカンの歌 2016年ver 【公式】

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面白い!
好き!
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なにわのベートーベン、じゃなかった 
なにわのモーツアルトであるキダ・タロー先生が作詞作曲されたようですね。 
なぜ。 

ジンギスカンにはいくつかスタイルがあります。 
生ラムなのか、マトンなのか、
タレに漬け込んで焼くのか、
焼いてからタレにつけて食べるのか。 
はたまた塩をつけて食べるのか。 
北海道在住の人にとって、お気に入りのジンギスカンはまちまち。 
私が好きなのは、帯広にある「白樺」というジンギスカン屋だったりします。 
北海道の人にとっての“正しい”ジンギスカンは、
人の数だけあるのかもしれません。 
昔、家族でつついたジンギスカンを含めて。 

北海道を訪れる機会があれば、
ぜひ、あなたなりの“正解”を見つけていただければと。 
ちなみに、お店で食べると、
かなりの確率で全身、ヒツジ臭になります…。  

(執筆者:東井 崇)

執筆者:

東井 崇

1977年富山県生まれ。岐阜県出身。札幌在住。 リクルートメディアコミュニケーションズ、電通北海道を経て、 2012年に独立。現在はフリーでコピーライターをやっています。 なんだかんだで広告が好きなようです。 とはいえ、地方なので、広告に限らず仕事の守備範囲は広め。 人生で初めて飼った猫を溺愛する日々です。 www.takashitoi.com

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