ウェブマガジン CM Funコラム

読めるかな、
「セイテンのヘキレキ」。

岡田直也

さてさて、22日にRoom708で紹介した、青森産米「青天の霹靂」。 
こちらのほうでも、もういちど。 
(あ、まだのひとは、ササッと見てね、708)

青森県 青森米「青天の霹靂」CM 発売後・食べてみた篇 30秒

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HA
面白い!
好き!
感動!
ちょっとムズカシイ漢字であることをフックに使い、
「お習字」で、商品名をアピールする。 
県からの告知CMとしては、とうぜんこうなりますね。 
「相撲の稽古場」を入れているあたり、いかにも青森、です。 

ところでwebムービーには、こんなものも

青森県庁ごはん部「青天の霹靂」PR隊出陣式 (詳細)

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HA
面白い!
好き!
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そうとう力はいってますね。さらに、

「『青天の霹靂』がやってきた!青山青森村」のおむすび自飯機 (詳細)

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面白い!
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その昔(というか、広告の教科書的にいうと)、
アタマに紹介したCMのような告知・宣言は、新聞広告の役割でした。 
そしてTVCMは、すこし遅れてスタートしながら、
訴求点を絞って「流行らせる」ことに腐心したものです。 
ところがいまや、紙媒体の衰退が著しいこととも相まって、
TVスポットが、かつての新聞の役をになうことになったのですね。 
そして「浸透させる」「話題にさせる」のは、webの仕事になった。 
つまり、媒体の役割が地すべりし、ズレちゃったんです。 
そんな、媒体の「構造変化」が、よくうかがえる作りだなあ、と、
ひそかに編集長は、見ているのですよ。 

しかしこの「自飯機」、かなりオモシロイと思うんです。 
新鮮だなあ、と思ったのは、
撮り方・つなぎ方が、まったくCM発想ではない、ということ。 
これをCMチックに演出したら、おそらくダメダメになる、と思うな。 
とうぜん、ヤラセ(というと聞こえがわるいですが)もあるでしょう。 
でも、こういう撮り方をすると、そんなこと感じなくなっちゃう。 
フシギなもんです。  

こういう「アンチCM」というのかな、 
そんなものが、もっとTVCMのなかにに「逆流」してくれば、
ほんらい紙媒体のものであった役割を押しつけられ、 
商品連呼とタレントと、価格訴求に汲々としているCMシーンへの、
大きなカウンターになるんじゃないかな・・・ 

・・・なんて独りごちる、編集長でありました。 

        (CM Fun編集長 岡田直也 執筆)

執筆者:

岡田直也

CMは、世の中の動きとまさに連動しています。イケイケの時は 勢いがいいし、沈滞してるときはどこか内省的になったりする。 そういう意味でCM観察とは、立派な社会学・考現学といえます。 それとは対極の「神はディテールに宿り給う」。これもまた事実。 些細な演出の妙など、作り手の意志が際立つ場合も、あるのです。 そう、CMの観かたは、大所高所から重箱の隅にいたるまで無限。 ぼくらがそれを、いろんな角度から提示できれば、と思ってます。

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