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東京タワーに、
「レガシー」を見た!

岡田直也

先日、所用のついでに、「東京タワー」にのぼる機会がありました。
ほんとに何10年ぶりか、って感じでしたね。 
前来たのは、TCC(東京コピーライターズクラブ)のイベントだったか、あるいはボーリングでもしたか、定かではないのですが、まだタロー・ジロー像があったころだから、そうとう昔の話であることは確かです。


では、その東京タワー、動画をご覧に入れましょう。
まず、7年前のものから。

東京タワー ビジョンムービー (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
「展望」を第一のウリにしていますね。ずっと昔から、そうでしたからね。
その標高“333”は、すなわち東京タワーのシンボルです。 
ところが、2012年に「東京スカイツリー」が開業すると、
東京タワーの役割は、変化を余儀なくされてしまうのです。

最新の動画、ちょっと見てみましょう。

東京上空なりきりハロウィン (詳細)

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HA
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好き!
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そうなんです。いまや東京タワーは、一大テーマパーク、なんです。
歳時にあわせたいろんなイベント、さかんに開催しています。

まあたしかに、湾岸エリアを別にすると、山手線の内側で、
家族や恋人たちが楽しめるスポットって、意外に少ない。
あとは後楽園、くらいのもんじゃないでしょうか。 
いまや東京タワー、都心に近いテーマパークのポジションを、
しっかりつかんでいる感じがします。
高さはスカイツリーにゆずっても、どっこい元気!

昨今、「レガシー」なるコトバをよく耳にしますが、
東京タワーこそ、昭和レガシーの、最たるものじゃないかな。 
333が価値ではなくなっても、また電波塔としての役割は終えても、
まだまだ新しいファンを惹きつけつづけているんです。


さて、レガシーといえば、こんな動画を見つけました。
ちょっと長いけど、古い物オンパレードで面白いから。

世界を結ぶ東京モノレール【公式】 (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
ほとんど海の上を走っていたことに、ビックリします。
いまは、すっかり陸化・都市化しましたよね。
海っぺたは、八潮のあたりだけになったかな。そんな気がします。

考えてみれば、この東京モノレール、
前回のオリンピックの「レガシー代表」、なんじゃないかと思う。 
このモノレールがあったおかげで、埋め立てや都市機能整備がすすんだ。
天王洲アイルがいい例で、開業当時はなーんにもなかったところです。

つまり、後々の湾岸開発の嚆矢となった点で、
東京モノレールは、大きな功績があった、といえるでしょうね。

東京タワー「昭和のレガシー」代表に決定、のついでに、
東京モノレールも「オリンピックのレガシー」認定、に1票!

P.S.  
くだんの東京タワーについての情報を、ひとつ。
かつてSMAPが、「がんばりましょう」で歌っていた、
「努力と根性」モノ、まだちゃんと売ってました!
ヨカッター。やっぱレガシーだわ。

執筆者:

岡田直也

CMは、世の中の動きとまさに連動しています。イケイケの時は 勢いがいいし、沈滞してるときはどこか内省的になったりする。 そういう意味でCM観察とは、立派な社会学・考現学といえます。 それとは対極の「神はディテールに宿り給う」。これもまた事実。 些細な演出の妙など、作り手の意志が際立つ場合も、あるのです。 そう、CMの観かたは、大所高所から重箱の隅にいたるまで無限。 ぼくらがそれを、いろんな角度から提示できれば、と思ってます。

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