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“素”を感じる、九州CM。

林きょうこ

先日、私用で博多旅行してきました。
もつ鍋、水炊き、ラーメン、明太子、ごまサバ、ごぼ天うどん…。
そして、屋台は外せませんよね。

博多って、ほんとうに美味しい街。
むしろ大阪より、“食い倒れ”というコトバが似合うような気がします。
まあ、滞在時間のほとんどが、吞んでいるか食べているかで、
一瞬たりともお腹が空くこともなく…。
ついついハシゴしてしまうというものです。

もちろん、CMチェックは忘れずやってきましたよ!
九州限定を現地で観られるチャンスですからね。
そして、ちょっと好きだなというものを発見。

大口酒造 【2016】黒伊佐錦30周年 銭湯篇 30秒 CM (詳細)

0|0|0
HA
面白い!
好き!
感動!

大口酒造 【2016】黒伊佐錦30周年 床屋篇 30秒 CM (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
あれっ、岡崎さん!?
最初、気がつかなかったのですが、華丸さんじゃありませんか。
さすが博多のスーパースター!

このCM、何が好きかというと…。
“うまい”とか“味がどうのことの”とか、
そういうことを一切語っていない。
でも、華丸さんの素顔というか、
華丸さんなら銭湯や床屋で飲んでそうという、勝手なイメージ。
そこがリアルに感じるシチュエーションになっているから、
結果的に“美味しくて30年愛される焼酎”なんだろうなと、
思わせてくれるのです。
とてもシンプルで、タレントを上手に使っているCMですよね。


タレント起用のエリア限定CM、こんなものもありました。





梅の花といえば、過去ACC CMグランプリを受賞している、
面白いCMでお馴染みの店。
個人的には、「イメージとちゃうねん」篇がいちばん好きでした。

そういう路線、いつの間にか変わっていたようです。

ただこのCM、なぜかツッコミたくなるんですよね、いろいろと。
まずは、壱成さん。
こんなところで活躍していたのか、と言いたい。
お父さんが、純一さんじゃないからしっくりこない、と言いたい(笑)。

けどね、よくよく考えてみると…。
壱成さんは両親の離婚後、純一さんに会っていない時期があったそうです。
ということは、このCMのように、
“親父と再会”なる場があったわけですよね。
こんな感じだったのかしら…。
ある意味、めちゃくちゃリアルなCMなのかもしれません。

もしや制作者は、そういうことを意識したのでは?
あれこれ、想像し、何度も再生していまいました。
結果、梅の花の手のひらで転がっていた私…。

タレントCMって、とりあえず視聴者からすると、
印象に残りやすいですよね。
その一方で、企業や商品のイメージを左右しかねないから、
キャスト選定はとても難しいと思うのです。
そういう意味では、今日紹介したCMは、
そのタレントの“素”部分を上手に活かしている。
ほかのひとでは、成り立たないCMになっています。


九州のCM、やっぱりいいですね。
きっとほかにも、名作がいっぱいあることでしょう。
発見したら、またご紹介します!

執筆者:

林きょうこ

1981年神奈川生まれ、大阪在住歴なんと15年目。 すっかり関西化している岡田直也事務所のコピーライターです。 ただいま、おひとりさま生活謳歌中、独身子なしの30代。 絶賛花ムコ募集中!将来、宝くじを当てることを夢見ながらも CMFun編集長・岡田のもと、笑いのたえない明るい職場で、 楽しみながら、日々仕事に精進しています。 オモシロCMやステキなCM、たっぷりお届けてしてまいります。

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