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ご機嫌すぎる、
「織部賞」受賞CM。

林きょうこ

茶人といえば、千利休。
歴史に興味のないひとでも、名前は知っていることでしょう。
お茶を語る上で欠かせない存在ですし、
ドラマや映画、そしてCMでも、いろんな俳優さんが演じてこられました。

私は、茶道に詳しくないので知りませんでしたが、
今日の茶法に大きな影響を与えた、と言われている方がもうひとりいるそうです。
それが、利休さんの死後、天下一の茶人となった古田織部(利休七哲のひとり)。

そんな織部さんが、昨年、TVCMで大活躍していましたよね。
ネットでは、けっこう騒がれていたんですけど。

【織部賞受賞記念】フルタ製菓「古田織部」スペシャルCM (詳細)

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    • セコイヤチョコレート
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HA
面白い!
好き!
感動!
こちら、4つのCMを特別にまとめています。

なんでしょうか、このハイテンション(笑)。
クセになるCMです。

エブリワン・セコイヤ、戦国時代のカリスマ茶人・古田織部のいち押しフルタ…。

一度観ると忘れられないフレーズ。
そうなんです。
観ているだけで、しっかり覚えてしまうのですよ、商品名と社名を。
かなり弾けたCMですが、
企業側の伝えたいことの全てがしっかりと刻まれているというか…。
だって内容は、とってもシンプル。
それをコミカルな音に乗せているだけ。

そして、第1回「織部賞」を受賞されているんです!
「織部賞」って何?
と思った方のほうが多いと思いますが。

概要によると、古田織部美術館主催で、
古田織部の名を広めるような功績があった人、
特筆すべき織部に関する研究をした人、
織部好みの茶陶の再現に成功した人を対象に顕彰。

たしかに、名を広めたという意味で、
とても貢献されたのではないでしょうか。
主演ですしね。
私も、思わず織部さんについてググッたし。
このCMを選んだ、主催者の柔軟なアタマに感服です。

ちなみにある記事によると、
フルタ製菓は古田織部とは一切関係なく、
創業者の「古田」と同じ名をもつもの同士という理由で、
キャスティングしたのだとか。

この会社、
過去にもユニークなPR手法をとっています。
13年のバレンタインには、あえて「義理チョコ」での商品購入を提案する
キャンペーンをしていたんです。
「義理は、フルタで。」というフレーズに、
“それもうブラックサ○ダーがやったよ!”というオチをつけて(笑)。

ブログもなかなか面白いんですよ。
ボツ案を載せたり、自社のマスコットキャラをディスってみたりと、
自由な社風なんですかね。ステキな会社です。
お菓子会社って、こういう遊びごころが大切なのかもしれません。

今後、どんなふうにフルタ製菓が攻めてくるのか気になる今日この頃。
仕事帰り、織部好みのセコイヤでも買って帰るとするか(笑)。
執筆者:林きょうこ
1981年神奈川生まれ、大阪在住歴なんと15年目。
すっかり関西化している岡田直也事務所のコピーライターです。
ただいま、おひとりさま生活謳歌中、独身子なしの30代。
絶賛花ムコ募集中!将来、宝くじを当てることを夢見ながらも
CMFun編集長・岡田のもと、笑いのたえない明るい職場で、
楽しみながら、日々仕事に精進しています。
オモシロCMやステキなCM、たっぷりお届けてしてまいります。

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