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これぞ市民ファースト!
自主制作の小諸市PR動画。

林きょうこ

うどん県、おんせん県、宮崎県小林市の“ンダモシタン小林”、
佐賀県温泉“いっしょに入ろ?”、滋賀県の石田光成etc…。
この数年、全国各地で地域活性化への取り組みとして、
観光や移住促進のための「PR動画」が話題になりました。

タレントを上手に使ったものや映画さながらの美しい映像、
こんなアイディアがあったのか、と唸らせる素晴しいムービーたち。
本当にすごい作品ばっかりで、すっかりハマりました。

それと同時に、思ったんですよ。
お金もかかっていそうだなあと…。
もちろん、webなので媒体費は押さえられていますけど。

話題になれば、勝手に拡散してしまう世の中。
良いものを作れば、より多くのひとに観てもらえる。
逆に、炎上し動画を取り消さざるを得ないことだって、
罵られることだってあります。

もし自分が税金を納める自治体が、しょうもない動画を作ったとしたら。
きっと大半のひとは、勝手にムダ遣いしやがってと怒るんだろうな…。
広告業界に身を置く者としては、ちと胸が痛いハナシ。

ふとそんなことを考えたのは、昨年の12月にアップされた、
長野県の小諸市PR動画を観たからなんです。

まずは予告篇から。

長野県小諸市プロモーションビデオ【小諸がアツイー!篇】予告!! (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
ちょっと気になってきたでしょう。どうなる小諸市!
では、市長が大活躍する本編をどうぞ。

【小諸市PR動画】「小諸がアツ・イー!」本篇 思わず吹き出す!市長熱演!! (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
な、なんと。こちらの制作費9500円。
それも、ほぼ着ぐるみ代。破格すぎる!!!
出演、撮影、編集のすべてが手作り。
シナリオは、市長自ら書いたそうです。


2016年の流行語大賞のノミネートに
「都民ファースト」というコトバがありましたよね。
“都民を第一に考える”と。

こちらの小諸市は、市民のことを本気で考えているからこそ、
できる限りのことを自分たちのチカラでやったのではないでしょうか。
大切な税金をムダにせず、一丸となってチャレンジする。
これぞ「市民ファースト」魂ってものです。

実際、この動画の効果はどれほどあったのか知らないけれど、
少なくとも私のこころは動かされました。
市長をはじめ、職員さんたちのただならぬ努力に感服です。

こういう動画こそ、話題になってほしい。
そう、こころから願いっています。
いつか、小諸市に遊びに行けたらいいなあ~。
あっ、その前に、ふるさと納税しろってハナシですよね(笑)。
執筆者:林きょうこ
1981年神奈川生まれ、大阪在住歴なんと15年目。
すっかり関西化している岡田直也事務所のコピーライターです。
ただいま、おひとりさま生活謳歌中、独身子なしの30代。
絶賛花ムコ募集中!将来、宝くじを当てることを夢見ながらも
CMFun編集長・岡田のもと、笑いのたえない明るい職場で、
楽しみながら、日々仕事に精進しています。
オモシロCMやステキなCM、たっぷりお届けてしてまいります。

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