ウェブマガジン CM Funコラム

ありのままを思い出に。

林きょうこ

2010年の流行語にもノミネートされた“断捨離”。
「必要のないものを断ち、捨てて、執着することから離れる」
という意味を表わす整理法のひとつ。

この数年、実践しているのですが、
けっこういろんなもの貯め込んでいるんですよね、ウチの中って。
まあ、もったいない文化の日本人として、
なんでもかんでも捨ててしまえばいいってものでもないので、
そこは、こんまり流を取り入れ、
トキメかないものに、“ありがとう”と言ってサヨナラする。
「フランス人は10着しか服を持たない」的シンプルライフを目指す林です。

指南書のおかげで、かなりスッキリしてきたのですが、
邪魔だなあと思うものがあるんです。
それは捨ててはいけないものでもあるんですけど…。
なんせ、この十数年、一度も手に取ったことがない…。
仕方ないので、引っ越すたび、一緒に移動を続けているんです…。

それが、卒業アルバム。

もちろん、過去を忘れたいとか、そんなんじゃありません。
ただ、卒アルって、卒業してから見たか?と思ってしまうのです。
むしろ、思い出を懐かしむために見るのは、自分で作ったアルバム。
だって、よっぽど当時の自分らしさが反映されていますもん。

#最後くらい盛らせろ - 卒業”盛ルバム”

HA
面白い!
好き!
感動!
ストップ黒歴史!
これ、本当に共感のヒトコト!!!

証明写真みたいなおすまし顔、苦笑いの集合写真。
そうなんです、卒業アルバムに写っているのは、卒業アルバム用の私なんですよ…。

私の高校時代には、写メなんてなかったので、
写真といえば、写ルンです(ただいま再ブレーク中)とかチェキでして。
よく学校で撮っていたなあ。
あとは初期のプリクラ(ギリギリ文字は書けました!)。
そういう思い出は、時より見返します。
イマドキ考えられないような古さが、よかったり。
甘酸っぱい、青春の1ページなのです。

きっと今の高校生にとっての自分らしい写真って、
Snowなどのアプリで加工したもの。
だって、それが彼女たちのリアルな日常で、彼女たちらしさ。
それを何十年かして見たら、絶対オモシロいはず。
少なくとも、マジメな顔した卒アルより(笑)。


卒業アルバムなんて要らない。
けっして、そんなことを言うつもりはありません。
単純にこの動画を観て、“盛ルバム”もいいなあと。

その時、その時の、ありのままの姿こそ、
本当の思い出になるのではないでしょうか。
ある意味、黒歴史もまた、ありのままの姿か(笑)。
やはり卒業アルバムも必要ってことですね。
執筆者:林きょうこ
1981年神奈川生まれ、大阪在住歴なんと15年目。
すっかり関西化している岡田直也事務所のコピーライターです。
ただいま、おひとりさま生活謳歌中、独身子なしの30代。
絶賛花ムコ募集中!将来、宝くじを当てることを夢見ながらも
CMFun編集長・岡田のもと、笑いのたえない明るい職場で、
楽しみながら、日々仕事に精進しています。
オモシロCMやステキなCM、たっぷりお届けてしてまいります。

他のコラムを見る

前後のコラム

関連記事

人気の記事

新着記事

コラム一覧を見る