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大切なのは、愛と知恵。
スペワ史上最高の夏へ。

林きょうこ

年末に閉園するスペースワールド(通称・スペワ)のラストサマーが、熱いらしい。
以前、このコラムでも紹介しましたが、
3月に放映されたスパワCM「所信表明」篇。
“吹っ切った”“開き直った”とSNS上で話題になりましたよね。
どうやらあのテンションのまま、最後の夏を迎えたようです。

閉園まで半年を切っているのに、パワー全開!!!

スペースワールド ビリビリ・エイリアンパニックCM【閲覧注意篇】 (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!

“なぜか最後に、フルモデルチェンジ”って…。

やる気満々、さすがスペワ!


こんなバージョンまで放映しています。

スペースワールド ビリビリ・エイリアンパニックCM【大人の事情篇】 (詳細)

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HA
面白い!
好き!
感動!
“地球人に閉園の痛みを”って…。
たとえスペワがなくなっても、一生の記憶に残る思い出をってことでしょうか(笑)。

それにしても“大人の事情”というコトバ、
いろいろ考えてしまいます。
宇宙人の言うように、なぜ閉園するのかわからないから。
実際、「諸事情により閉園」と発表しているようです。
経営不振、来場者減少、魚の氷漬けスケート…。
憶測はさまざまですが、結局のところ大人の事情で閉園するってことですもんね。

私は、行ったことがないのであまりピンとこないのですが、
地元の、福岡の、九州の人々にとって、スペワという存在は、
ものすごい大きなものなのだとか。

家族で、遠足で、初めてのデートで…。
みんなの大切な思い出の地。
閉園が発表された後、スペワにゆかりのある多くの芸能人たちも、
惜しむコメントをSNSで呟いていました。
それだけ愛されてきたレジャー施設。

だからこそ、いっさい手を抜かず、年末まで突っ走っていくのでしょう。
そういう姿勢だからこそ、
全く思い入れのない私もまた、スペワファンになってしまったのかも。

そんな私は、スペワのことを考えるとなぜかひらかたパーク(通称・ひらパー)を
思い出さずにはいられません。
あのV6岡田くんが園長を務めるひらパーです。

実は、関西ではこの十数年の間に多くのレジャー施設が閉園へと追い込まれました。
甲子園阪神パーク、宝塚ファミリーランド、伏見桃山キャッスルランド、
あやめ池遊園地、神戸ポートピアランド、奈良ドリームランド、エキスポランド…。
閉園の最大の理由は、USJの開業(2001)。
来場数の減少だと言われています。

そんな逆境を乗り越えたのが、ひらパーなんですよ。
2008年までは年間1億円前後の赤字経営だったそうですが、
今では年間来場者を増加させつづけています。
しかも、この10年以上、大型の設備投資(新アトラクション)もせずに!

もちろん園長・岡田くんの影響は計りしれません。
それと同じぐらい、職員さんたちの努力あっての結果なのだと思います。

たとえば、10台に1台は景色が見えない「ロシアン観覧車」。
ひらパー兄さんのアイマスクをつけて乗る「目隠しライド」。
お客さまとクルーで作り出す「三文芝居」。

常に、話題をつくり、あるものを活かして、楽しませる。
ひらパーへの、お客さまへの愛ゆえに、アイディアを持って挑む。

ほら、スペワの魚を氷漬けにしたスケートリングと似ていません?
あれは、結果がついてこなかっただけで。
スペワもひらパーも、いい意味でお客さま第一主義なのではないでしょうか。
単純に、喜んでもらいたい、楽しんでもらいたい、という。


ちなみに、スペワ最後の夏は、楽しいことが目白押し。
大観覧車「スペース・アイ」で、怪談噺。
塩分増量の「辛(シン)・死海プール」、参加型のダンスショーなどなど。

夏の旅行は、ぜひスペースワールドで、最後の思い出を。
あっ、大阪のひらパーも、お忘れなく!

執筆者:林きょうこ
1981年神奈川生まれ、大阪在住歴なんと15年目。
すっかり関西化している岡田直也事務所のコピーライターです。
ただいま、おひとりさま生活謳歌中、独身子なしの30代。
絶賛花ムコ募集中!将来、宝くじを当てることを夢見ながらも
CMFun編集長・岡田のもと、笑いのたえない明るい職場で、
楽しみながら、日々仕事に精進しています。
オモシロCMやステキなCM、たっぷりお届けてしてまいります。

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