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白い歯がライト!?
アイデアが光る擬物法CM。

林きょうこ

人間でないものを人間に見立てて表現するのは、“擬人化”。

では、その反対。人間を物になぞらえて表現することは?

辞書を引いてみると“擬物化”ではなく“擬物法”と呼ぶそうです。

 

この擬物法を使った、ちょっと面白い作品がひとつ。

5月頃、「発想に脱帽」「ぶっ飛んでいる」「想像の斜め上を行く」などと

Twitterで話題になっていたCMです。

2010年に公開されたものなので、ちょっと古いですが、ぜひ。

 

 

Happydent_Palace.mpg (詳細)

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面白い!
好き!
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映像のクオリティ、めちゃくちゃ高い。

まるで映画のようなCMです。

こちら、プルフェティ・ファン・メレのキシリトールガム「Happydent」。

日本では、メントスやFRISK、チュッパチャップスの製造元でお馴染みの会社。

名前のとおり、こんなに白くなったらハッピーです!!

 

コトバなんてわからなくでも、

キシリトールガムで、白い歯を美しく保とうというメッセージは、

誰が見ても一目瞭然。

ほんっと、わかりやすい。

輝く歯を照明に見立てることで、白い歯を誇張する。

ついでに、持続性まで表現。

これは、ナイスアイディアCM!!

 

ふと思い出したのですが、

この擬物法を用いた作品って、意外と多いですよね。

 

たとえば、2006年にカンヌ広告祭で銀賞を受賞したトヨタ「Humanity」。

勤勉な七三分けのサラリーマンが部品になることで、安全な車であることを訴求。

映像はかなりシュールでしたけど、笑えました。

残念ながら、だいぶ古いものなので残っていませんでしたが、

興味ある方は、ググってください!

 

そういや、お父さんが蛍になって、電球になるってのもありましたっけ。

インディペンデントインキューベータのLED蛍光灯。

確か、蛍は一週間しか生きられないから、照明はLEDを使いましょうという、

ビックリなオチでした。

こちらも、パタヤで開催されたアドフェスタ2016のフィルム部門で最高賞を獲得。

 

どうやら擬物法のCMは、名作が多い模様。

 

ほかにも、以前docomoCMで、渡辺謙さんがケータイになっていし、

メナードのビューネくんは、今年で4代目。

どちらも、商品のサービス部分をひとが上手に表現しています。

 

便利な手法でありながら、

面白く、可笑しく、ステキにも仕上げられる。

これだけあるってことは、表現しやすいってことなんでしょうね。

なかなか擬物法、やるではないですか!

 

では、こちらも少し古いですが、

とても分かりやすく、斬新な切り口のCMなのでぜひ。

エステプラザテレビCM「ズッ友だよ」 (詳細)

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毛、シミ、セルライト、しみ…。

女性の大っ嫌いなコトバが全部、ひと化しちゃうとは。

文字のビジュアライズは、新しい切り口です!

こんなにすっきり、さよなら出来たら嬉しいかぎり(笑)

こういう嫌われ者を上手に楽しく演出するのは、いいですね。

執筆者:林きょうこ
1981年神奈川生まれ、大阪在住歴なんと15年目。
すっかり関西化している岡田直也事務所のコピーライターです。
ただいま、おひとりさま生活謳歌中、独身子なしの30代。
絶賛花ムコ募集中!将来、宝くじを当てることを夢見ながらも
CMFun編集長・岡田のもと、笑いのたえない明るい職場で、
楽しみながら、日々仕事に精進しています。
オモシロCMやステキなCM、たっぷりお届けてしてまいります。

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