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遠くの母を想う。
見えないところで繋ぐサービス

山本貴代

たまにだけれど、ついつい見入ってしまうコマーシャルがあります。

最近みた2本、この夏、ちょっと自分を重ねてジーンときてしまいました。

遠くに住む母や祖母を想う気持ちを描いたCMです。


子どもとして、孫としての自分、母としての自分、そしていつか祖母になるかどうかわからないけれど、その時の自分を重ねてしまいました。


今の時代、本当になんでも便利になってきて、遠く離れていてもすぐに繋がることができるし、モノも届けることができる。

我が家も毎日の用にアマゾンからなにか届く。

手紙はたまにしか来ないけれど、携帯には、四六時中誰かから連絡が来ています。

待つ時間というものがほとんどなくなってしまった分、ドキドキや感動が減ってしまったのではないかと思うこともあるけれど、

こういうシーンを見ると、いい使い方だな、と思います。

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HA
面白い!
好き!
感動!

無言のCMからいろんな想いが伝わってきます。

それにしても、おばあちゃん、嬉しかっただろうな。

もう死んでもいいくらいの感動だったのではないでしょうか。

孫よ、よくやった。

 

もうひとつジーンときたのは、離れて暮らす母と息子のシーンを描いたもの。

お母さんの喜ぶ顔が目に見えます。

 


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息子だと、娘のようにこまめに帰ったり、連絡はしなさそうだけれど、母を思う気持ちはみんなきっと同じ。

こちらもまた、お母さん嬉しかっただろうなと思います。座布団陽に干して、コロッケ揚げて、餃子包んで・・・。

しかしイケメンの息子たちだな・・・。

 

ところで、私の両親は、今年の春から、ふたりそろってホームに入居しました。

東京からは離れているので、会いに行くのは月に1度程度、アイフォンで顔を見ながら話もできるけれど、

それでもやはりあえない日のが多いので心配になります。

 

それで、アナログですが、私は、23日に1度は、絵ハガキを書いて送っています。

昔、母が、どこかへ旅したときや何かの折に買い求めていたハガキを実家からもらってきて、それに書いたりしています。

そこに、いろいろと懐かしい話も書いたりして。

まあ娘だからそんなことをするのかなとも思いますけれど。

父が母に読んで聞かせるそうです。とてもふたりは喜んでくれていますが、私の自己満足かなとも思っています。

 

いまもいろいろとあるでしょうけれど、

離れて暮らす身内を想う、目に見えないところで繋がっていくサービスは、今後もっと様々な形で広がっていくのでしょうね。

人の想いを乗せて。

執筆者:山本貴代
女性生活アナリスト・「女の欲望ラボ」代表。専門分野は女性
の欲望・心理・行動研究 。アジア9カ国の女性もネットワーク
し、活動領域を広げている。仕事内容は執筆、講演、コンサル、
コピー書き、新商品開発など。連載:プレジデントオンライン、
東洋経済オンライン、カンパサール、エキシューマー等。
著書:女子と出産(日本経済新聞出版社)、晩嬢という生き方
(プレジデント)他多数。座右の銘:人生万事塞翁が馬。

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