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【ウィスキーの窮地を救った!?】サントリーのあの有名CMの裏に迫る!!(1/2軒目)

「ウィスキーがお好きでしょ?」
誰もが聞いたことがある、このCMソング。今では「ハイボール、お好きでしょ?」バージョンも同じくらいの知名度になってきたでしょうか。今ではすっかり聞きなれた言葉となった「ハイボール」ですが、実は本格的に普及したのは2009年頃と、意外に最近のことでした。若者のハートを掴めず、なかなか新規のマーケットを開拓できないという、低迷の危機にあったウィスキーを救った「ハイボールキャンペーン」について、CMを通して紹介していきたいと思います。

サントリー角瓶 CM

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HA
面白い!
好き!
感動!
「つまみ食い」篇

ウィスキーは、アルコール度数が高いことや、バーなどでおじさんが落ち着いて飲んでいるイメージがあったため、20〜30代の若者には、あまり馴染みのないお酒でした。そこで、サントリーが若者をターゲットに行ったウィスキーのキャンペーンが「ハイボールキャンンペーン」。ウィスキーをソーダで割ることで、低アルコールで飲みやすい、ウィスキーの「新しい」飲み方を提唱したのです。

サントリー角瓶 CM

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HA
面白い!
好き!
感動!
「幸せですか?」篇

炭酸で割ることによって、低アルコールで爽快な飲み心地を実現したハイボール。甘さもないので、このCMのように「揚げ物」ととてもマッチする仕上がりとなっています。ウィスキーは本来、バーなどでお酒だけで落ち着いて飲むイメージがありました。そこで、ハイボールの広告は、揚げ物などの食事と一緒に楽しめる「食中酒」であることをアピールし、若者が通う居酒屋での存在感を高めようとする戦略を立てました。ウィスキーは蒸留酒なのでカロリーも少なく、揚げ物との相性は最高ですよ!

サントリー角瓶 CM

HA
面白い!
好き!
感動!
「いらっしゃいませ」篇

ハイボールのCMには、必ずお店が出てくるのが特徴ですが、これにも深い理由があります。先ほども紹介した通り、ハイボールは「食中酒」として居酒屋で存在感を示すことができる、炭酸の爽快感がアピールポイントです。そこでサントリーは、単に角瓶を買ってもらうだけでなく、多くの人に居酒屋で角ハイボールを飲んで、居酒屋を楽しんでもらう「体験」が重要だと考えました。

そうした理由から、サントリーは全国の居酒屋に無料で「角ハイボールスターターキット」を届け、居酒屋を角ハイボールで応援するキャンペーンを実施し、瞬く間にハイボールは人気を上げていきました。「いらっしゃいませ」と画面の向こうの井川遥さんから言ってもらえるこのCMからは、サントリーが「お店でお酒を飲む体験」を大切にしていることがわかります。

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