Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

藤井則行さんが亡くなりました

2017/07/28
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大阪コピーライターズ・クラブの先輩、藤井則行さんが、

23日、他界されました。


広島出身ですが、ずっと大阪で仕事をされていました。

「クリスタ長堀」「海遊館」「なんばPARKS」などのネーミングの、生みの親、といえば、

いちばんわかりやすい、かな。

ぼくより数年、年上でした。


数年前、咽頭がんを患い、声を失ってからは、

あまり表舞台に姿を見せなくなってしまいました。

ぼくもずっと、気にかかっていたんですが・・・。


その藤井さん、じつは、なにかと縁のある方だったんです。

さいしょの出会いは、いまを去ること20数年前。

当時ぼくがTCCの代表として、秋山晶さんらとともに大阪を訪れ、

OCCとの交流イベントに参加したのですが、

そのときの大阪代表のひとりが、藤井さんでした。

以来、「仮説創造研究所」をともに立ち上げたり、

OCCの幹事会や表彰式を盛り上げたりと、なにかと接点も多く、

懇意にもしてくださいました。


思えば、うちの事務所の「宴」だって、そのルーツは、藤井さん。

ぼくなんかよりずっと優れた、料理人でしたから。

彼がシェフをつとめる「月一夜(つきひとよ)」なる食事会が、かつてありましたが、

ぼくも何回か参加し、そのたびにレシピをたくさん盗ませてもらいました。

そして、「ぼくも、じぶんがシェフになって、こういう機会を事務所でつくれたらいいな」

と思うようになって始めたのが、岡田事務所の宴、なんです。

いまも、あのときの観察の「成果」は、ちゃんと生きていますよ。

(水菜サラダやアサリ汁といった基本的なものが、じつはそうなんです)


いまとなっては、ぼくがシェフを引き継いでいかねばならないんでしょうね。

それがいちばんいい供養、なのかも知れません。


そう。思い出すのは、

広くて深い知識に裏打ちされた、あの独特のトーク。

正直言って、けむったがる人もいたけれど、ぼくは、楽しかったですよ。

縄文・弥生のこと、近江商人や北前船のこと、

そして、藤井水軍のこと(彼はその末裔、と聞いています)・・・。

あんなに話題が豊富なひとって、そうはいないんじゃないかなあ・・・。


人づきあいがヘタで、理屈っぽくて、

プライドとコンプレックスが同居していて、

なかなかに「面倒くさい」人だった、藤井さん。

でも、ぼくは、あなたといちばん近くで話をした人間のひとり、でしたよね。


ほんとうに、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。


合掌。

ぼくは、健康志向?

2017/07/25
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先日はじめて、胸部と腹部のCTスキャンを経験しました。


人間ドックで、すこし疑わしいところがあったために、

再検査、ということだったのですが、

結果は・・・とくに異常は認められず、セーフ!


総合病院で撮ったデータ画像のROMが、かかりつけ医に送られ、

そのかかりつけ医のところで、その場で開封、「鑑賞」ということだったのですが、

いやあ、ドキドキしましたわ。

「ここに影が・・・」なんてことになったら、どうしよう、と。

でも幸い、画面をスクロールしていっても、なんにもなくて。

ほんとうに、よかったよかった。


まあこれで、「体によくない生活」、つづけられるってもんです。


ほんとにぼくは、反「健康志向」でね。

これといった運動もしないし、タバコは吸うし、夜更かしだし、大食いだし。

それに、カロリー表記や減塩、糖質ゼロなどの類には全く反応しないし。

反応しないというより、避けているしね。

まあ、いままでそうやってきたんだから、

そのやりかたが、自分には合ってる、としか思えないのです。


ただ、よく歩くことと、よく食べること、

そして、よく茶を飲む(=水分を摂る)ことに関しては、自信がありますね。


甲南女子大通いでも、よく歩いてます。

昼飯も、岡本かいわいで、たらふく食います。

それからいつだったか、TVで大竹まことさんが、

「どんなお茶でもいいから、1日1ℓ飲みつづければ、ガンにはならない」

と言っていたことを信じて、水分摂りつづけています。


じゅうぶん健康志向じゃないか、って?

うん、そうかも知れない。

ダイナミックに、大ざっぱに生きてるのが、いちばんなんですよ。

肉と飯!

2017/07/22
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先日、大阪・北堀江界隈を歩いていたら、

ほっともっと、だったかなあ、お弁当屋さんの店先にあった、

おおきな懸垂幕が目にとまりました。

そこには力強く、こうあったのです。


     肉と飯。


これは、強いね。

思わず、店に駆け込んで、ひとつ買い求めてみたい気にさせられました。

いくつになっても肉食で、食い意地のへらないこのぼくに、

確実に届いたメッセージ、だったわけです。


幕ノ内弁当みたいな、そんなヤワなものはいらない。

牛でも豚でも鶏でも、肉さえあれば、

そしてそこに、白飯がついていれば、人生は楽し。


できれば、丼ぶりではなく、飯は別、のほうがいい。

肉全体のことを考えながら、飯を口にはこぶタイミングをはかる。

どこで飯をおかわりするか、そしてその量はどれくらいにするか、

つまり半分か、7分目か、フル盛りかを、

臨機応変に、判断する。

それが、「肉と飯」の醍醐味、ってもんです。


もっとも、あの店でもし、そんな弁当を買うとしたら、

白飯も余分に、つけてもらわなければ。

いや、家にある「サトウのごはん」で調節したほうがいいかな・・・。



受け手に、これだけのことを妄想させる、この「肉と飯」、

まさに、キャッチフレーズのお手本、みたいなもんです。

そのキレ味、みごとです。

店頭の懸垂幕とて、立派に広告、なので、

こりゃ、ぼくにとって、今年のイチバンキャッチ、になるかも知れないぞ・・・。

岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。