Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

17・18と、結婚式に出席しました!

2017/09/20

このまえの三連休中、17日・18日と連チャンで、

結婚式に出席したんです。

年齢からいって、もう呼ばれるピークはとうに過ぎ、

ここのところは年に1~2回くらいのペースだったけれど、

重なるときには重なるものですね。


しかし、その重なりかたが・・・こんなことって、あるのかなあ。

まず、この両日とも、元岡田塾生。互いに知るどうしです。

まあ、ここまではいいとして、行われた場所がすごい。

なんと、17日が須磨で、18日が垂水(正確には、塩屋)!

しかもともに、富豪の旧宅を改装した、式場!

場所も似てるし、基本構造も、よく似てるんです。


なんでここまで? と思っちゃいましたわー。

それぞれべつべつに事が進行していて、

フタを開けてみたら、あれ? ということなんですよね。 

いちばんビックリしたのは、本人たちだったようですけど・・・。


それに、17日のほうは、あの台風18号が直撃した日。

しかもぼくは、余興でギターの弾き語りを頼まれている。

ギター本体を濡れないようにビニール袋で厳重に包んだりして、

万全の構えで、雨が降り出す前に事務所を出たんです。

でもラッキーなことに、降り出したのは披露宴の途中から。

しかも、帰るあいあだ、たいした大降りにも遭わず、

(JRだって止まるかもしれなかったからね。

 たしかに兵庫~三宮あたりを通るときは、ひどい降りでした)

6時まえには無事帰宅。

ぼくのだいじなマーチンに、被害が及ぶことはありませんでした。


うってかわって、翌18日は快晴、汗ばむような陽気。

台風一過の海と、その向うの山々を眺めつつ、

ベストコンディション下の式&披露宴を楽しんできました。


まったく、日ごろの行いがいいのか、わるいのか、

台風を呼んでも平気な、強運の持ち主がいるのか・・・。

いやいや、なかなかにオモシロイ、2日間でした。



しかし、ぼくとともに両日とも呼ばれた林きょうこと、

電車のなかで話したんだけど、

この2つの式、場所も仕組みも似通ってるだけに、

しかもお互いよく知ってる間柄だけに、

とにかく、比べられちゃうよね。

料理がどうの、スタッフの仕切りがどうの、ってね。

あとあとまで、ずっと言われるよねー。


・・・あ、比べたり言ったりするのは、オレたちか。

とりあえずここでは、なんにも言いませんよ。


でも、たとえいろんなことが似ていたって、

当事者のキャラは、おのずと前面に出てくるもので、

それぞれ、よかったですよ。


そういうのって比べられないし、比べちゃいけないんだよな、きっと・・・。

勇ましすぎるスポーツ報道!

2017/09/17

前から気になっていたんだけど、とくにスポーツ新聞の見出しなどで、

野球であれば「~軍」「~砲」「~弾」、

サッカーなら「敵陣」などのコトバが躍ってますよね。


ちょっと、勇ましすぎるのではないかなあ。

もうすこし、別の用語体系に置きかえられないものかなあ。


まさか外国では、日本でいう「敵」のことを、

”enemy”とは表現しないだろうに。

すくなくとも、対戦相手を「敵」呼ばわりするのは、

もう止めにしてほうがいい、と思うんですけどね。


じっさい、とくにサッカーの国際試合は、

国同士の模擬戦争、のように言われることがよくあります。

局地戦も総力戦もある、ヴァーチャルな戦闘。

前線を押し上げたり、後退したりもするし。

それはそれで、例えとしてはわかりやすいんだけど、

戦争を想起させることが前面に出すぎると、

ちょっと違うんじゃないの、って感じですよね。


もっとも、いま地球上でおこなわれている、

もしくは起こるかも知れない戦争を、引いて眺めてみると、

かけひきとか、レッドラインを越えた越えないとか、

あたかもスポーツのルールに似たものが存在しているようにも見えてきます。


うーん、スポーツが疑似戦争なのか、

リアル戦争が疑似スポーツなのか。

よくわからなくなってきた・・・。



ちょっと話が途方もないほうにいってしまった。

スポーツ紙に、もどりましょう。


あの勇ましいコトバ、

じつは、明治以来の軍隊式教育の「賜物」なんじゃないかな。

たとえばセーラー服。たとえば「きをつけ」「前へならえ」・・・。

軍隊由来のものごとは、おそらく数え上げれば、きりがありませんね。

年次による序列、上官には絶対服従、等々・・・。


そんな、われわれを支配している文化的コンテキストが、

しかも幼少のうちから刷りこまれている価値観が、

ああいった軍隊用語を書かせているのかも知れません・・・。



おお、また話がひろがりすぎた。


まあ、スポーツに関しては、もうすこし穏やかなコトバを、

選んでいきたいものですね。


(たとえば、MLB中継なんかが、参考になるんじゃないかな。

 ホームランが出ると「セイヤ!」「ゴーン!」「シー・ユー・レイター」

 なんてアナウンスが言ってるんです。

 まあ、決まり文句化はしてるんだけど、

 なかなかいいもんですよ)

文章のお作法 2

2017/09/14

さて、「結」のつくりかた。


じつは、文章をどう締めるか、これがいちばんムズカシイ。

はっきり言うと、ボキャブラリー勝負になることが多いんです。

そして、いかに体にコトバが流れているかの勝負、でもある。

書き出しは、多少ムチャでもなんとかなるけど、

締めばっかりは、読み手に「残る」からね。



「結」には2つの方法があると、ぼくは思っています。

ひとつは、天声人語よろしく、冒頭の話題に戻ること。


前回、たとえば「おい、どうしたんだ?」から書き出す、と言いましたが。

ムリヤリにでも、ここに戻る。

 ~「おい、どうしたんだ?」が、自分に向けられるコトバになればいい。

 ~異状がみつかったときではなく、

 ~意外性を発揮したときや、どえらいことをやらかしたときに。

 ~みんなが驚くようなこと、やってみせます~ みたいにする。


まあ、すこしムリもあるけれど、こうすれば、とりあえずは戻ります。



そしてもうひとつの方法は、おもいっきり飛躍すること。

たとえば前回の「大バツ」のような流れなら、

それまで書いてきたことを、すべて否定するのはどうか。

 ~そんなことは、実社会ではまったく通用しません。

 ~この自画自賛の態度、まず捨ててかからねば~

みたいに書いてみる。

そうすれば、読み手のなかには、すくなくともネガは残りません。

大バツのままより、ずっと印象はよくなるんです。


あともうひとつ。終わりちかくに、故事成語や、ことわざの類を引用する。

これ、効きます。

アタマよさそうに見えるし、

書き手と読み手が、大げさに言えば「文化的コンテキスト」を共有できる。

締めの一句をあれこれ考えるより、

そのコトバを残しにかかったほうが、うまくいくかも知れない。

これ、オススメします。


・・・ということで、締めがよければ、しめしめ!

おっと、ダジャレで終わるのは、ダメですよ・・・。

岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。