Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

TCC授賞式&年鑑発刊パーティ!

2016年11月03日
このエントリーをはてなブックマークに追加


先週末、ほんとに何年か振りで、

TCC(東京コピーライターズクラブ)授賞式&年鑑発刊パーティに、

顔を出してきましたよ。

というのも、長年目をかけてきた弟子筋が、

新人賞を取ってくれたもので(TCC受賞は、塾生第一号!)。

大阪でのプレゼン終了後、のぞみに飛び乗って、

なんとか式に間に合わせることができました。

 

ニューオータニで開催された、このイベント、

昔に比べると、じつにビッグに、ハデになったもんですなあ。

参加者は、ゆうに300人は超えていたのではないかな。

これ、コピーライターにとどまらず、

業界のあらゆる職種の人びと、代理店・プロダクション関係者、

さらにはクライアントまでと、

年々、その裾野を広げているようです。

(ちなみに、参加費はいただいておりません。オールフリーです)

 

 

さて、その場に臨んで、あらためて今年の結果を見直して、

さらに意を強くしたことがあります。

それは、「やっぱり、TCCTCCだったな」ということ。

つまり、どこまでいっても「コピー」をたいせつにし、

「コピー」に評価の焦点を当てるんだな、ということです。

 

(今年の結果は、こちら)

https://tcc.gr.jp/award/2016_1.html

 

いっとき、TCCADC(東京アートディレクターズクラブ)・

ACC(全日本CM評議会)の主要3団体の受賞作が、

すごく似てしまった、もっと言えば、カブった時期がありました。

広告を、表現パーツではなく全体性でみていこうとすると、

どうしても、そういうふうになってしまう。

 

でも、その反省を踏まえてか、それぞれの団体がここ数年、

「専門領域」に回帰していったんだなあ、という気がしています。

TCCも、以前に増して、キャッチフレーズのみならず、

ショルダーコピーにも、ナレーションワークにも、

じゅうぶん目がとどく審査をしたことが、見てとれるのですね。

それがみごとに反映された結果、となりました。

 

まあ、ぼくも審査やっていますけど、

ひとりひとりの審査員が束になって、

コピーライターとしての「矜持」を見せた、と言えるかな。

 

・・・でも、グラフィック広告は、ちっとも死んでいない。

 たくさん賞取れていた。よかった・・・。

 

 

岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。