Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

宣伝会議の講座に想う 2

2016年11月18日
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ひるがえって、いまの世の中。

 

やっぱり支配的なのは、「男性発想」のほうですね。

重厚長大をいたずらに誇る。右肩上がりの夢を見つづける・・・。

政治や経済の世界なんて、まさにその権化、ですからね。

 

そこで思うのは、現政権のモットーでもある「成長戦略」。

あれって何なんだろう?

与党だけでなく、野党も口にしているところを見ると、

よっぽど魅力的なターム、なんだろうなあ。

 

でもね、人口はシュリンクし、高齢化はさらに進み、周辺国は力をつけ、

おまけにトランプの登場で、きっと複数の大国の間で翻弄されるようになる。

そんな、近未来の日本を考えるにつけ、

まだ右肩上がりを、成長を求めなければいけないのか?

ぼくにはほんとにギモン、なのです。

 

描かなければいけないのは、成長ではなく「成熟戦略」ではないか。

そして、「維持」すること=サスティナブルのほうが、

よっぽど現実的だし、魅力的でもあるのではないか。

真摯に、そう思うのです。

 

2番じゃいけないんですか?」と言ったひとがいましたけど、

そういう、まさに「女性発想」で行けないものなのか、

いや、そう行かなければ、きっと立ちゆかなくなるのではないか。

 

さらに、ぼくに言わせれば、「女性活用」では、まったく足りない。

「女性発想活用」まで踏み込まないと。

 

もう、次の手を繰り出さねばならないところまで、来てる。

さもないと、この国はほんとうに、アブナイですよ。

 

・・・おっとっと。

「大人の再定義」の分析から、

ここまで話が及んでしまった・・・。

 

岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。