Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

3.11から、5年が経ちました。

2016年03月14日
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話はとつぜん変わります。

あの3.11から、5年の月日が経ちました。


ぼくは大阪にいて、打合せのあるビルの1階、スタバで注文の上がりを待っていました。

そう、まさに3時前。するとおもむろに、大きな横揺れを感じたのです。

2~3メートル、ゆっくりと横に引っ張られてる感じ。

即座に、これは巨大地震が遠くで起こったな、と直感しましたね。

縦揺れは、なかったから、近くではない。


もとは東京モンのせいか、地震にはある意味慣れっこになってはいます。

揺れかたや振幅、継続時間などで、大きさ・震源からの距離など、だいたいの見当はつく。

阪神淡路大震災のときも、たまたま徹夜で仕事をしていて、あの時間起きていたのですが、

小さな横揺れがずいぶん長い時間、つづいたんです。

これも、もしかしたら大地震なんじゃないか、と思った。

それで、TVをつけてみたら、やっぱり・・・。



さて、東日本大震災。

TVや新聞では、ここのところいろんな角度から報道特集などが組まれていますが、

3月10日の「NHKスペシャル」が秀逸だったので、ぜひそのことにふれたいと思い、

このRoom708でも、特集扱いで紹介したい、と思うのです。

もちろん、CMではなく番組、なんだけど。


題して、「風の電話」。


岩手県大槌町。小高い丘のうえに、白く塗られた電話ボックスがあります。

中には、黒電話が一台。線は、外につながってはいません。

そこに一人、また一人・・・。

帰らぬひとに想いを伝えるために、たまっているものを吐き出すために。


大槌町は、行方不明者の割合が、とびぬけて高いのだそうです。

そういう事情もあってか、心ある個人のかたが開設しました。


電話ボックス。その設定じたい小説のようでステキすぎ、といったらおこられそうですが、

なにか、感動なんて言葉では表しきれない気がして。

心を根こそぎ揺さぶられるような、すごいドキュメントだったのです。


震災関連の番組のなかで、ぼくは最高傑作だと思います。

おそらく再放送されることだろうし、

契約すれば、NHKアーカイブスで見ることができますね。


ぜひぜひ、チェックしてみてください。


・・・ほんと、「特番」のコラムになってしまいましたが。

次回から、通常に戻ります。





岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。