Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

女子大バナシ! 3

2016年07月12日
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「世代間ギャップなんて感じない」・・・前々回、そうは言ったけれど、

いままでどんなCMを見て育ってきたのか、そういう話になると、

ちょっと隔世の感、って感じがしなくもない。

 

つまり、広告の教科書に載るような、過去の名作・秀作を、

彼女たちは基本的に知らない、ということが大前提。

そういう認識で、講義を進めなければならないのですね。

 

だから、「昔の○○みたいなキャッチ」とか、

「あのときの○○のCM」なんていったって、

まったく通じないんです。あったりまえ、なんだけど。

でも、そういった名作を解説したところで、どうなんだろう、

今の若いひとには、必ずしも共感を得られないのではないかなあ。

そのあたりが、このコマを持つなかで、むずかしいこと、なんですよ。

 

 

ちなみに。

講義のはじめ、受講生にアンケートをとっているんですが、

「好きな広告」を答えてもらったところ、

ここんとこ「au」の人気は不動です。これはわかりやすいね。

つぎによく挙がるのが、意外にも「ルミネ」。

関西では出稿されてないと思うけれど、みんなチェックしてるんですね。

 

逆に、「嫌いな広告」はどうかというと、

Softbank」と「ライザップ」、なんですね。

「楽天カード」なんかも、評判はよくないようで。

 

つまり、彼女たちにとって、

「ほっこりするもの」「女子らしいもの」のスコアは高く、

「わけわからんもの」「暑苦しいもの」はダメ、ということなんだろうな。

 

 

さてさて、なんだかんだ勝手なこと書いてきました。

そこでちょっと思うのだけど、

「コピーライティング」なる講義名を変更したほうがいいかなあ。

今期の授業も終わりに向かうこの時期に、なんだけどね。

 

 ・広告クリエイティブ ~コピーライティングを中心として~

 ・広告的発想法 ~コピーライティングを中心として~

 

このあたりのほうが、魅力的に見えるかもね。あるいはいっそ、

 

・コピーライターのしごと

 

も、いいかも知れない。ちょっと来年に向け、検討してみようかな。

 

 

・・・なんか、とっても狭い私ごとになって、申し訳ない。

  南女の学生の「目」、意識しすぎかな・・・

岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。