Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

ポケモンgoの、お話

2016/07/27

ポケモンGO、それはそれは、タイヘンなことになってますね。

そこらじゅうで、みんなやってる。

ウチの林きょうこも、すっかりハマっております。

まあ、基本的には「歩きスマホ」を推奨するようなもんなんで、

重大な事故がおこらないことを、祈るばかりだけど。

 

そこで思うのですが、この「社会現象」をひき起こすために、

「広告」が必要だったか? 必要なんて、なかったですよね?

ポケモンGOのみならず、

たとえばAppleWindowsの新製品や新バージョンにも、

「広告」なんてまったく要らないわけで。

情報がほしいひとは、自分から取りにいくからね。

かつ、マスメディアに替わってSNSなんかが主たる情報源にもなるし。

というわけで、TVに代表される旧来のメディアは、

まったくの後追い、あるいは分析などに回らざるを得ない・・・。

 

つまり、大きな「イベント」の告知などに関しては、

「広告」なんて、まったく役に立たない・・・。

そんなことが、如実に証明されたような気がしてなりません。

 

考えてみれば、選挙だって、そうですよね。

たとえば、TVでやってる「政見放送」。

あれ、制限時間が決まってるので、個人CMとみなすことができるけど、

おそらく、誰も見てないんじゃないか。

新聞なんかにも、政党の広告は載ったりするけれど、

そういう、マスからの情報では、いまや誰も投票しないんだと思う。

 

そうなんです。いまの世の中、広告って、ホントに無力なんです。

まあ、コンビニ商品や、日常的なサービスなど、「ちっちゃな」世界では、

CMで売れた、売れなかった、なんてことは当然、ある。

それは決して、なくなりはしないでしょう。

でも、大きなところは、もう他に取られてしまった・・・。

 

そんなこと思うのは、ぼくだけかなあ・・・。

業界に身を置いているもんで、

どうしても悲観論が先に立ってしまうんだけどねえ。

 

 

 

 

岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。