Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

世間は「お盆休み」なんだそうで・・・。

2016年08月17日
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いやあ、まいった。


12日の金曜に、大阪で顧問やってる会社に出向いてみたら、

電気が消えていて、休みの状態。

ああ、休日の合間は休みにしているんだな、と、まあ納得して帰りました。

そんな話を事務所の林に向けたら、

「お盆休みなんじゃないですか」とのこと。

月曜もきっと休みですよ、と言うんで、15日はパスしてみました。

それで、16日の火曜日に行ってみたら、またもや真っ暗!


これが世間の「お盆休み」というやつなのか・・・。


考えてみれば、ぼくには「お盆」という概念が、まったくなかったんです。

前の会社でも、夏休みは仕事の流れをみて、自由に取っていたし。

むしろ、人がたくさん動くピークの時はなるべく避けて、というふうにしていたから。

もともと、人と同じほうを向くのをよしとしないタイプ、なんだろうな。


でも、この2度にわたる「門前払い」劇、

もしかしたら、「東西」の風習の違いによるもの、とも言えそうな気がします。

東京生活では、「お盆」を意識することなど、まずなかったですから。

せいぜい、近所の町内会の盆踊り、くらいなもんで。

でも、関西は、そういうしきたりを、東京よりきっと色濃く残してるのでしょう。


得意先が休むから、代理店も休む。

それが、慣習として根づいている、ということですね。

同じほうを向きたくないぼくとしては、ちょっとだけ気持ち悪いことですが・・・。


そういえば、なにかの本で、五木寛之さんが、

「大阪は、宗教都市である」と書いておられたことを思い出しました。

たしかに東京よりずっと、昔からのしきたりを守り、信仰心に篤い。

それは実感として、どうも確かなようです。

だって、大阪のどんな店にだって、神棚や風水の貼り紙、ありますもんね。


ある企業で、社長・専務とひざ詰めの打合せをしていたところ、

お坊さんが現れ、祈祷を始めるので退出してほしい、と言われたことがあります。

こいつはさすがに、カルチャーショックでしたね。


・・・まあ、そんなこんなで、新ためて「お盆」というものの実体を知った次第です。

やっぱり、いままでのぼくのほうが、エキセントリック、だったのかなあ・・・。


岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。