Room708
名づけて「直也の部屋」。 編集長が、プロフェッショナルな立場から、広告を語り尽くします。

「お盆」って、なんかよくわからない・・・。

2016/08/20

やっぱり、「お盆」って、よくわからない・・・。

 

林きょうこは言う。「東京のお盆って、7月ですもんね」。

うん、そういえば、そうだったような気もするなあ。

そんな基本的なことさえ、ぼくときたら忘れてるわけで。

 

さらに、彼女は、

「東京周辺でも、8月にお盆のところがあるみたい」とも。

そうなんですよ。場所によって、違うんですよね。

千葉とか埼玉とか、局所的にみられる、らしいです。

 

でも、だんだん記憶がよみがえってきたんだけれど、

やっぱり東京は7月、だったような気がしてます。

夏休みに入ってすぐ、迎え火を焚いたことが、一度ならずあったかな、と。

 

ぼくの感覚でいうと、「お盆」より「彼岸」のほうが、印象強いな。

なぜって、春分・秋分に関係してるから、日程もフィックスだし、

墓参りにおハギ、っていう連想がすぐ働くからね。

 

(ちなみに、関東と関西では、おハギの餡ともち米が逆。 関西は、中にあんこ、のようですよ)

 

 

場所によって違う、といえば、「七夕」も、そう。

有名な仙台の七夕祭は、1か月遅い87日、だからね。

 

いや、昔から思っていたんだけど、

77日なんて、梅雨の真っ最中。なんでそんな日が七夕、なんだろう?

牽牛と織女が逢える確率、低すぎじゃないか? なんてね。

 

その点、ひと月ずらしたっていうのは、まさに得策、なんじゃないかなあ。

まあ、仙台の七夕飾りは、アーケードの天井から吊るすもんなんで、

雨が降っても大丈夫といえば大丈夫、なんだけれど。

 

 

そう、この「七夕」って行事、

東へ行くほど、北へ行くほど、存在感を増す気がするんです。

ぼくの東京の地元に近い戸越銀座では、大々的な飾り付けをしていたし。

関東一円でも、いろんなところの「七夕」、有名ですしね。

 

そうそう、札幌では、子どもたちが数人連れ立って、

「ローソクださないとカッチャクぞ」と歌いながら、

近所の家々を訪ね(というか襲い)、蝋燭と菓子を集めて回る・・・

そんなことをした経験、よく憶えています。

 

(ちなみに「かっちゃく」とは、「ひっかく」みたいな意味の北海道弁です。「ひっかく」 より、ちょっと強めかな)

 

札幌時代には、盆も彼岸も全く記憶にないんだけど、

七夕だけは、幼稚園や小学校での短冊・笹竹づくりのシーンに、

あの「カッチャクぞ」の歌が脳内BGMとして聴こえてきて、

どうにも忘れることができません。

 

 

・・・なんか、お盆の話からどんどんはずれてしまった。

まあ、ぼくにとってはやっぱり、「お盆」って、よくわからない・・・。

 

 

 

岡田直也
1955年東京生まれ、札幌育ち。
現在の本拠は大阪・南堀江。
東京・大阪・札幌各コピーライター
ズクラブ会員、エンジン01文化戦略
会議会員、甲南女子大学講師。
各地に私塾を開催、若手の育成にも
力を注ぐ。また年に一度のライブに
命を燃やすミュージシャンでもある。